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省エネ住宅と次世代省エネルギー基準

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1990年代に入り地球温暖化のもたらす問題が指摘され始めました。温暖化の影響として海面上昇や異常気象、野生生物への影響が深刻となり、世界各国で防止対策が講じられるようになりました。
日本も例外ではありません。日本においても1997年には地球温暖化防止京都会議が開かれましたね。
その後、地球温暖化の防止対策の一つとして、各家庭における消費エネルギーを削減する取り組みが始まりました。
そこでそれまでの省エネルギー基準が見直されました。それ以前の省エネ基準も、石油危機に対応したものでしたので厳しいものだったのですがさらに新しくしたわけですね。
新たに定められたものが現在の「次世代省エネルギー基準」です。
そしてこの基準を満たすため、快適な室内環境を保ちながら、さまざまな工夫で消費エネルギーを少なくするよう配慮された住宅が省エネ住宅です。

この次世代省エネルギー基準の内容は「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断基準」と「同設計及び施工の指針」で明らかにされています。
住宅や建築物の性能基準や、建築する時の具体的な仕様など、省エネルギー対策について具体的に定めた基準です。

家庭で消費されるエネルギーの約70%は冷暖房、給湯設備だと言われています。
ということで冷暖房の効率を上げることが、省エネ住宅への近道だと考えられますね。
1軒ずつで消費するエネルギーはわずかでも、日本中の家庭を考えると膨大な消費量になります。

住宅の性能をあげることによって、日本全体のエネルギー消費量を抑制することが「次世代省エネルギー基準」の目的です。
住宅のエネルギー消費量を抑えることが温暖化を引き起こす二酸化炭素の削減になるのです。ガスの使用が減ればそれはそのまま二酸化炭素削減につながります。では電気は? 電気も大部分を火力発電でまかなっていますので、電気の使用量が減れば、火力発電で燃やされる化石燃料の量も減り、二酸化炭素を減らすことができます。

また「次世代省エネルギー基準」は機密性と断熱性を高めることを重視しています。
これは日本の住宅が冷暖房を前提として建築されているためです。
断熱、気密化により「閉じる」機能によって冷暖房効率をアップ、窓の設置により「開ける」機能によって換気効率をアップさせ、住まいを快適にするという考え方がこの基準の特色です。

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